2024年日本緑化工学会大会 研究発表会等は東京農業大学世田谷キャンパスで開催されます。2024年9月12日(木)は現地見学会を実施します。
午前は 東京の川上の緑として,多様な主体がつなぐ水源地域の森林を見学します。午後は 都市域の緑として、新しく生み出された大手町の森を見学させて頂きます。
現地見学会は定員になりました。 お申し込みありがとうございます。
第55回日本緑化工学会大会運営委員会
多くの人口が暮らし作り上げてきた江戸・東京/首都圏。江戸湾から山地までをつなぐいくつかの河川により 海から山へ、生産量が多く、多様性に富んだ地域性を有し、都心エリアには皇居周辺をはじめ、多様性豊かな、歴史的に残されてきた自然があります。
東京では、東京湾に臨む土地の開発、江戸城やその周辺の造成などから、屋敷や下町、寺社への土地利用がすすむと共に 新田開発や近郊林の造成管理、さらに山地からの木材資源利用など、多面的に利用と管理が継続されてきました。
森林は現在、地球温暖化対策、花粉症対策など大小の新しい問題意識も持って、積極的に管理されています。多面的機能を発揮する森づくりを目指して、継続的に資源循環/木材活用などが進められています。
今回の現地見学会では地域を俯瞰した nature positiveの具体例として、多様な主体が連携して実践されてきた 東京の森林管理、二次的な自然の再生/創出などを含めた「みどり」とその歴史について考えます。
1) 多摩川上流域の森林
午前中には東京都農林水産振興財団のご案内により、多摩川上流域の代表的な緑として、東京都が管理する森林と、そこから得られた地域産木材を加工製材する現場を見学します。
東京都では「花粉の少ないスギ苗による植林」が進められており、今回は採種園の作業と施設の案内もして頂きます。
直接の見学コースには入りませんが、東京の森林と、木の恵みを感じることができる体験型ショールームなどの取組についても 担当委員からご紹介します。
2) 都市域の緑として新しく生み出された大手町の森:
都市域における緑化について景観・生態・防災など多目的な視点から学び、今後の緑化計画や自然共生サイトなどのプロジェクトにどのように活かせるか学ぶことを目的とします。緑化を行う際に都市域での緑化は通常の緑化とは土壌基盤や外部の環境圧などが異なっているため、それぞれに対応した計画と施工が必要となってくるため大手町の森などを見学予定としています。
川上と川下をつなぐ 東京の森林とその活用に関する取組をご紹介。
大手町の森を歩きながら 都心の緑を創出する取組をご紹介。
大会への参加と一緒にお申し込み下さい。現地見学会には参加人数に定員がありますので、運営委員会からの受付返信を待って 参加費をお振り込み下さるようお願いします。
ご不明なことなどは運営委員会へおたずね ご連絡ください。
大会の参加申し込み(フォーム)は、大会サイトに掲載されています。現地見学会は定員になり次第申し込みができなくなりますので、ぜひ早めにお申し込み下さい。
※(あっと)は@におきかえてください