第46回日本緑化工学会大会 研究集会
シンポジウム「生物多様性に配慮した公共事業の推進にむけた取り組み」の開催
第41巻第4号 特集・報告「生物多様性に配慮した公共事業の推進にむけた取り組み」<2015.5.31>
生物多様性に配慮した公共事業の推進にむけた取り組み
斜面緑化研究部会/生態・環境緑化研究部会 合同企画
斜面緑化研究部会と生態・環境緑化研究部会は、第46回大会(20115年9月26日〜9月28日・日本大学生物資源科学部)にて合同研究集会を企画しました。
当日の質疑応答の内容などを含めた研究集会の報告は、学会誌41巻(2016年発行)に報告を掲載する予定です。学会誌掲載後、当サイトからもダウンロードできるようにします。
企画概要 日本緑化工学会では、地域性の植物資源を用いた緑化・自然再生の事例・問題提起などを収集し、公開してきました。緑化植物における外来植物から地域性在来植物への転換、侵食防止を主目的とした緑化から生物多様性の保全に配慮した自然回復への転換、等に向けた取り組みを進めて参りましたが、課題解決にはまだ道半ばです。
今回、国土交通省と環境省において外来種対策を目的として取り組んでいる、指針の作成や調査に関する取り組みを紹介して頂くと共に、先進緑化事例からみた、社会的課題やその解決方法を議論しました。
- 日程および会場
- 日程: 2015年9月26日(土)15:00〜17:00
- 会場: 日本大学生物資源科学部 1号館4F/141講義室(第46日本緑化工学会大会会場)
- プログラム
- 開催趣旨の説明 中島敦司 生態・環境緑化研究部会長
- 話題提供
- 1. 「自然公園における法面緑化指針の検討状況」
- 吉田 祥子 環境省自然環境局 国立公園課
- 2. 河川における特定外来生物(陸生植物)等の定着の傾向とその分布拡大の抑制について
- 栗原 正夫 国土交通省国土技術政策総合研究所 緑化生態研究室
- 3. 生物多様性保全に配慮した先進緑化事例の紹介
- 〜その経験から提案する公共事業の計画から検査・維持管理において改善すべき問題点〜
- 山田 守 斜面緑化研究部会 部会長
- 質疑応答・意見交換 話題提供者を中心にして、パネルディスカッション
企 画
お問い合わせ
生態・環境緑化研究部会 幹事 中村華子
e-mail:hana-n(あっと)tkb.att.ne.jp ※(あっと)は@におきかえて下さい
電 話:03-3341-3953 Fax.03-5362-7459
--------------------
特集:生物多様性に配慮した公共事業の推進にむけた取り組み
日本緑化工学会誌 第41巻第4号 <2016.5.31発行>
特集「生物多様性に配慮した公共事業の推進にむけた取り組み」
この研究集会の報告を含む特集を2016年5月発行の日本緑化工学会誌にて企画・掲載しました。
1.斜面緑化研究部会/生態・環境緑化研究部会 合同研究集会
「生物多様性に配慮した公共事業の推進にむけた取り組み」の概要
2.「自然公園における法面緑化指針」の策定について 吉田祥子
3.河川における特定外来生物(陸生植物)等の定着の傾向とその分布拡大の抑制について 栗原正夫
4.生物多様性保全に配慮した緑化の考え方と先進事例の紹介 山田守
→ 生態・環境緑化研究部会の活動紹介へもどる