現地見学会・シンポジウム(熊本県)
現地見学会・シンポジウム「熊本地震災害から学ぶ“緑”の役割とその再生」の開催
現地見学会報告
「熊本地震災害から学ぶ“緑”の役割とその再生」の報告・当日写真(ブログ)
防災学術連携体・熊本県 共催シンポジウム「熊本地震・1周年報告会」の開催(ポスター発表)
第42巻第4号 報告「熊本地震災害から学ぶ“緑”の役割とその再生」の報告 <2017.5.31発行>
「熊本地震災害から学ぶ“緑”の役割とその再生」
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↑ ポスター A3推奨(pdf) |
A4サイズのご案内(チラシ) |
会員でなくてもご参加頂けます! |
この行事は、緑化・環境CPD 認定プログラムです。
緑化・環境CPDについては、こちらのURL(緑化・環境CPD協議会のサイト)をご参照下さい。
生態・環境緑化研究部会 企画行事
趣旨
現地見学会およびシンポジウム「熊本地震災害から学ぶ“緑”の役割とその再生」は、地域の再生計画を考えるすべてのみなさんを対象に行います。 阿蘇地域の農林畜産業、観光業の再生、振興のためには、阿蘇くじゅう国立公園周辺の熊本地震による被害を受けた地域における、今後の復旧事業の内容は将来の地域景観に大きく影響することが考えられます。 短期的/長期的な視点に分けつつ、地域の自然を活かした再生の進め方、今後の地域活性化につながる事業などについて議論を交わしたいと考えています。
1日目(2017年3月18日)は、平成28年熊本地震による被害を受けた地域を中心に、現地見学会を実施します。平成24年豪雨による被害を受けた場所で、その再生状況との比較なども行います。
2日目(3月19日)のシンポジウムでは、草原を含む生態系の再生、復旧事業への在来植物材料の活用などについても話し合う機会にしたいと考えています。
また、2015年に環境省から公表された新しい「自然公園における法面緑化指針」の内容と考え方についてご紹介するとともに、九州地方の自然公園における管理方針の概説や取り組み、指針に沿った緑化をするために必要となる環境区分に応じた事業の組立や植物材料の選定方法などについて議論したいと考えています。
概 要
- 現地見学会 2017年3月18日(土) 12:00〜18:00
- 場 所:熊本県内 平成28年熊本地震の対策現場 および阿蘇カルデラ内の地震被害、草原再生の取り組み
- 定 員:20名(定員に達しましたら受付を終了いたします)
- 参加費:4,000円(バス代・資料代)
- シンポジウム 2017年3月19日(日)10:00〜14:00
- 会 場: 水前寺共済会館 グレーシア 1階 芙蓉
- 〒862-0950 熊本県熊本市中央区水前寺1丁目33-18 http://suizenji-kk.com/
- 定 員: 100名
- 参加費: 500円(会場費・資料代)
プログラム・現地見学会 3月18日(土)
※ 細かい行程は変更する可能性があります。
ご参加の方には直接ご連絡致します。また、決まり次第当サイトに掲載します
- 行程および見学内容:
- 10:00 熊本駅出発予定 〜12:00 熊本空港集合・12:20出発
- ※飛行機で当日いらっしゃる方へ 東京から11:55,12:00到着便,大阪(伊丹)から12:00到着便
- を利用する方の参加を可とします。これらの便を利用する予定の方はあらかじめお知らせ下さい。
- (1) 白川への堆積土砂と流木の撤去状況(説明)
- (2) 立野地区(国道57号線大規模崩壊地復旧現場)
- 案内・ご協力:国土交通省熊本地震災害対策推進室,熊谷組,日特建設株式会社
- (3) 阿蘇外輪山の被害状況 平成24年度豪雨による崩壊地の見学
- (4) ミルクロード を経由し、阿蘇市内へ
- (5) 阿蘇市内の草原(草原生態系の維持管理)
- 平成24年豪雨による表層崩壊/平成28年熊本地震による被害箇所と草本植生の再生状況
- 案内・ご協力:公益財団法人阿蘇グリーンストック
- 18:00 阿蘇駅到着予定(解散可) 〜19:30 熊本駅到着予定(解散)
- ご案内・見学資料提供などのご協力:
- 国土交通省熊本地震災害対策推進室熊本分室,株式会社熊谷組九州支店,日特建設株式会社九州支店熊本営業所,
- 黒川 潮(森林総合研究所),公益財団法人阿蘇グリーンストック,熊本県土木部砂防課 など
プログラム・シンポジウム 3月19日(日)
- 10:00〜10:10 あいさつ・プログラム説明 内田泰三(九州産業大学)
- 10:10〜12:10 講演(各40分)
- 1.熊本地震とそれにより発生した被害状況、対策の進捗状況
- 黒川 潮 森林総合研究所九州支所 山地防災研究グループ
- 2.九州における国立公園・自然公園の保全・管理について
- 北橋 義明 環境省九州地方環境事務所 国立公園課
- 3.阿蘇草原再生に向けて考える災害跡地と法面の緑化植物の取り扱いについて
- 西脇 亜也 宮崎大学農学部 フィールドセンター
- 12:10〜12:20 (休憩)
- 12:20〜13:20 日本緑化工学会からの話題提供と提案(各20分)
- 地域性種苗の活用に関する最新情報/自然公園における法面緑化指針」の内容
- 入山義久 (雪印種苗株式会社/生態・環境緑化研究部会)
- 災害復旧における斜面緑化の計画検討のあり方
- 吉田 寛 (東興ジオテック株式会社/斜面緑化研究部会)
- 地域性植物材料を活用する「熊本モデル」の構想と企画内容
- 中村華子 (緑化工ラボ/生態・環境緑化研究部会)
- 13:20〜14:00 質疑応答/討論
- 司会:中島敦司(生態・環境緑化研究部会長/和歌山大学)
主 催
日本緑化工学会 生態・環境緑化研究部会
後 援
熊本県 環境省 国土交通省九州地方整備局 熊本大学 応用生態工学会
参加申し込み・お問い合わせ
参加申し込み
以下の内容を明記したメールを下記担当へ(どちらでも結構です)お送り下さい。
(1) 見学会/シンポジウム どちらへのご参加か明記下さい
(2) 氏名、ご所属
(3) 人数(複数の場合は人数と参加者全員の氏名)
(4) 住所
(5) 電話番号
(6) e-mailアドレス
お問い合わせ
担当理事:中村華子 (緑化工ラボ)
e-mail:hana-n★tkb.att.ne.jp ※ ★を@におきかえて下さい
電 話:03-3341-3953 Fax.03-5362-7459
九州地区担当: 内田泰三 (九州産業大学)
e-mail:uchida★ip.kyusan-u.ac.jp ※ ★を@におきかえて下さい
電 話:092-673-5674
防災学術連携体・熊本県 共催シンポジウム「熊本地震・1周年報告会」
ポスター展示にて成果を発表
日本緑化工学会では、今回の熊本シンポジウムの内容を取りまとめて、4月15日に熊本県庁で行われる防災学術連携体・熊本県共催のシンポジウム「熊本地震・1周年報告会」(日本学術会議公開シンポジウム/第3回防災学術連携シンポジウム)にて、ポスター発表を行いました。日本緑化工学会の資料を含む全発表資料、展示資料が防災学術連携体のホームページからご覧頂けますので、ご参照下さい。
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防災学術連携体シンポジウム「熊本地震・1周年報告会」のサイトへ(リンクが開きます)
熊本地震・1周年報告会(日本学術会議公開シンポジウム/第3回防災学術連携シンポジウム)概要
開催主旨●あすの熊本のため日本学術会議と30学会が集います●
平成28年4月14日、16日に発生した熊本地震から1年目にあたる平成29年4月15日に、地震・災害・救援・復興等に関わる各学会の調査状況を地元の方々に伝えると共に、熊本県・熊本市からも復旧・復興に関わる情報を発信し、関係者間で更なる情報共有をはかり、今後の防災減災・災害復興に役立てるために、一周年報告会を開催する。
日本緑化工学会の取り組み(発表ポスター、資料ダウンロード)
日本緑化工学会 ポスター「熊本地震災害から学ぶ“緑”の役割とその再生」
発表者:内田泰三(九州産業大学)
当日配布した資料はこちら(A4版)
報告:熊本地震災害から学ぶ“緑”の役割とその再生
日本緑化工学会誌 第42巻第4号 <2017.5.31発行>
本シンポジウムおよび現地見学会の報告を掲載しました
現地見学会およびシンポジウム(2017年3月18日,19日 熊本県にて開催)
「熊本地震災害から学ぶ“緑”の役割とその再生」の報告 (pdfファイルのダウンロード)
(掲載した報告の一部)

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