合同公開シンポジウム「災害と自然再生」
日本緑化工学会・日本景観生態学会・応用生態工学会3学会合同シンポジウム
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第43回日本緑化工学会大会は、【日本緑化工学会・日本景観生態学会・応用生態工学会3学会合同大会『ELR2012東京』】として、
2012年9月8日〜10日に東京農業大学世田谷キャンパスで開催します。
今回のELR2012東京においては、公開シンポジウム「災害と自然再生」を企画致しました。
シンポジウムは一般公開で行い、会員でなくても参加できます。
※シンポジウムだけの入場は無料です。関心のある方はぜひお気軽に、会場へお越し下さい |
画像をクリックすると大きいサイズのポスターが表示されます(pdf)
「災害と自然再生」 〜ELR2012東京 合同公開シンポジウム
開催趣旨:
災害復興と自然再生は対立するのか、両立するのか?
かつての「経済か環境か」を彷彿とさせる問題が、2011年の東日本大震災などの大災害を契機に我々に突き付けられています。
防災施設や住宅地の整備は地域復興のために切実な課題ですが、ハード一辺倒の整備は大規模な地形改変やエコトーン分断を通して生物多様性を損なうおそれがあります。一方、災害の危険性が高い場所からの集約的土地利用の撤退や事前回避は、長期的に見ると防災のための緩衝帯と自然再生の用地を兼ねた土地を生みだす可能性があります。
本シンポジウムでは、以上のような問題意識のもと、防災・減災と自然再生の関係を災害現場の状況を踏まえながら熱く議論したいと思います。
関心あるすべての皆さまの参加をお待ち申し上げます。
開催概要
- 日程
- 2012年9月9日(日) 14:00〜17:45
- 会場
- 東京農業大学世田谷キャンパス 農大100周年記念講堂
- 東京都世田谷区桜ケ丘1-1-1 http://www.nodai.ac.jp/map/setagaya/index.html
- プログラム
- 司会: 藤田直子(九州大学)
- 趣旨説明: 日置佳之(鳥取大学)
- 第一部: 話題提供
- 巨大津波は生態系をどう変えたか 永幡嘉之氏(東京大学農学生命科学研究科特任研究員)
- 海岸防災と生態系 佐藤慎司氏(東京大学大学院教授 工学系研究科社会基盤学専攻)
- 「海岸+河川×自然環境+景観」 川村謙一氏(国土交通省東北地方整備局河川部河川調査官)
- 三陸復興国立公園 佐々木真二郎氏(環境省自然環境局国立公園課公園計画専門官)
- 第二部: パネルディスカッション
- 進行: 日置佳之
- コメンテーター:日本緑化工学会 小林達明氏
- コメンテーター:応用生態工学会 藤田光一氏
- コメンテーター:景観生態学会 鎌田磨人氏
- 討論 総合コメンテーター: 森本幸裕氏(京都学園大学)
問い合わせ先
シンポジウム企画担当委員: 日置佳之
ELR2012東京実行委員会: 中村華子 elr2012(at)jsrt.jp ※(at)を@に直して下さい
後援
国土交通省関東地方整備局 環境省